今までライトの奥行き不足で取り付けられなかった車種でもご相談ください。
奥行きが今までより格段と小さくなりました。

H1
H3
H4(ONLY Low)
H4(切り替え/スライド)
HB1(ONLY Low)
HB1(切り替え/Hiハロゲン)
HB3/9005
HB4/9006
HB5(ONLY Low)
HB5(切り替え/Hiハロゲン)
H7
H7 BMW/E39H7(R)
H8/H9/H11
808(ONLY Low)
8
8
H1
H3
H7
H4可変
HB3
HB4
H8/11
約47mm
約38mm
約46mm
約57mm
約53mm
約53mm
約47mm
約25mm
約21mm
約23mm
約48mm
約23mm
約23mm
約27mm

【素朴に】
プロジェクターは中ににビー玉の様なものが入ってますね、あれはレンズです。ライトの光を直接レンズに当てて屈折させ、
照らす位置を合わせるシステムです。
一般的なディスチャージは、ライトの光をリフレクターという部分に当てたり、周りのキラキラしている部分で屈折させ、最終的に照らすシステム。


【HID、キセノンも同じもの】
 ディスチャージヘッドランプはここ2〜3年のうちに急速に普及が進んでいる明るいヘッドランプです。
メーカーによってHIDヘッドランプとか、キセノンヘッドランプなどと呼ぶことあります。

【ディスチャージの高性能の秘密】
 ディスチャージは、従来のハロゲンヘッドランプに比べると少ない電力消費量で、
従来の2〜3倍の明るさが得られることから、メーカー純正品として装着されたり、
オプション設定されたり、あるいは汎用品がカーショップなどで販売されるなどして、
急速に普及が進んでいます。
青白い感じの光を放つ明るいヘッドランプがディスチャージヘッドランプの特徴です。
 「ディスチャージ」というのは放電の意味で、HIDというのは、HIGH INTENSITY DISCHARGE(高輝度放電)の略です。
電極に高電圧を加えると、バルブ内に封入されているキセノンガスが電離して放電を開始します。
これによってバルブ内の温度が上昇して水銀がアーク放電を開始し、
金属沃化物(メタルハイド)を蒸発させると金属原子が特有のスペクトルを発光するというのがディスチャージヘッドランプの原理です。
簡単に言えば、競技場の照明や灯光器などに使われているガス放電灯と同じです。
ここ数年ABS・エアバッグなどと同様に新しい安全装置として新型車に装着され始めています。

従来からヘッドランプに多く使われているハロゲンランプに比べて電気エネルギーを光エネルギーに変える効率が高いため、約3倍の明るさを持ちながら小さい消費電力ですみます。

また、より広い範囲をより明るく照らせるうえ、光の色が太陽光に近いので夜間の視認性が向上します。



【ディスチャージの歴史】
 自動車のヘッドランプに放電管を使おうというアイデアは、1984年にオランダのフィリップス社が最初に提案し、
これを受けてヘッドランプメーカー各社の研究開発がスタートしました。
 実用化されたのは1991年で、ドイツでBMWの7シリーズに搭載されたのが最初でした。
これをを皮切りに1995年には欧州でディスチャージバルブに関するECEの規格が決まり、搭載車種が増え始めました。
 日本のランプメーカー各社も研究を進めていて、1991年には市光工業がル・マン24時間レースに出場する車両に装着し、
夜間走行を助けてタイムアップを果たすという成果を得るなど、モータースポーツのシーンで採用が始まりました。
 市販車への採用は、当初は国土交通省(当時は運輸省)の認可が得られなかったためにやや遅れましたが
、ヨーロッパでの採用を受けて日本でも1995年に認可されました。
認可後の採用車種の広がりはヨーロッパよりも格段に早く、
現在ではディスチャージヘッドランプ装着車の生産台数は欧州を上回っています。
日本では、大型トラックに装着されたのを皮切りに、新型車にも装着が始まりました。
以前の日本ならば、認可まで4〜5年かかっていたのでしょうが規制緩和の影響か、
わずか数年で認可されました。消費者にとってはうれしいことです